ドグラマグラ。
何年か前に夢野久作のドグラマグラを読んだとき、胎児の夢って単元が妙に印象に残った。
(あたろうを妊娠したときにそれをミクシーの日記にも書いた)
最近ね、ドグラマグラが映画になってるのを知ってね、さっき見たんだ。
そうそう、なんか非常に怖くなってきた。
先祖の体験が遺伝されて、あるきっかけでそれが思い出され、衝動となり事を起こす。
みたいな。
この話ではそれが凄惨な事件に結びつくんだけど。
そう、それで思い出したんだけど、
小学生のころから、なんか怖くなるニオイってのがあって、
どんなニオイだか思い出せないんだけど、
そのニオイがするとなんともいえない不快で不安で逃げたくなるくらいに怖い気持ちになるというそうゆうニオイがあった。
小学校中学校のころに何度か経験があって、最後は高校のころ。
それ以降はないんだけど、高校の時にそのニオイをかいだ時、ちょうど授業参観かなんかで、親がいっぱい校内を歩いていた時で、誰かがとおりすがったときにふっとニオイが来た。
その後一人でこの気持ちはなんなんだろうと考えて、
なにか自分の前世の人の生活の中でこのニオイにまつわるなにか強烈な印象がこのような不快な気持ちにさせるんだろうなとか考えてて、でもその過去の誰かの強烈な印象が何だったのかまでは全然ピンとこなくて、
思い出せ〜思い出せ〜と授業そっちのけで思い出し作業に徹し、
一向に思い出せないもんだから頭痛くなるくらいにいろんな想像したりして。
でも今考えるとなんかそれがピンときてしまったらなんか怖い事になっていたような気もするなあ。
ああ、なんかもうあのニオイは別にいいやと今思えた。
今さら思い出してもなんか怖いことになりそうだ。
ああ、なんか怖くなってきた。
そう、只忘れてるだけの近い過去の記憶がそうゆう気持ちにさせる原因かもしれないしな。
でもほら、記憶って曖昧で、
あったことをなかったようにもするし、なかったことをさもあったように鮮明に覚えている、とか。
あ、なかったことを覚えているってのも変だけど、なんか妙に鮮明な記憶にのこっている奇妙な事件とかもあって、それが夢にみたことなのか、それとも本当に体験したことなのか、それとも遺伝子に刻み込まれた記憶なのか、そうゆうのだけがなんか妙にはっきりしなくて、常識で考えたらあり得ないんじゃないのかとか年を重ねるごとに疑問におもってきてしまうという事実もあるんだけど、でも記憶としては凄く鮮明。
小学校低学年のときの昔の家のとき、納屋にいた猫に話しかけたら返事したんだけど、
その猫が納屋に大男が住んでるってこと教えてくれたこととか、
あと寝室の曇りガラスに髑髏が現れてなんか呪いみたいなこと言われたこととか。
記憶は鮮明。
夢か現実か近い過去の記憶なのか遠い過去の記憶なのか、それもと誰かの記憶なのか。
ああ、もう怖く考えるのはやめよう。
自分が殺人鬼になったりすることはないだろうし、いや、あるかもしれないよ、なにかのきっかけで、
つうかだからこうゆうのやめようって書いたばかりだ。
怖くて眠れん。
あたろうが寝ごとで「あっはっ」と笑った声すら怖く感じてる。
なんだこれは。
久作の野郎。
あ、そう、なんかなにが言いたいかよくわかんなくなってきたけど、
そう、自分の衝動が実は自分意外の誰かの衝動だとか考えてるとマジで頭おかしくなりそうだから、
そう、こう自分の衝動っての感じたい。
まあ結局その衝動も過去に起因しているものなのかもしれないけど、
そう、なんかもしかしたらそうじゃない新しい衝動なのかもしれないし。
そう。
そうゆう衝動を感じたい。
てゆうか無理にあかるく締めようとしている。笑
つうか普通に怖く考えるのよしたい。笑。